アジア独特のパワーが大好き!日本を出てアジアで生きる意義
日本を出てアジアで生きる意義ってなんなんだろう。
わたしが上海に来たのは11年前の2005年。
街中が建設ラッシュで、行き交う人々は意気揚々と、
エネルギー溢れていました。
見渡す限り工事現場と大型のクレーンが立ち並び、
当時、世界のクレーンの25%が上海に集結していたというほど。
PM2.5が騒がれだしたのは最近ですが、
実際は、10年前の方が空気は悪かったと思います。
そんな環境的には恵まれてるとは言えない上海。
にも関わらず、上海に住む人口は年々増え続け、
2005年に1800万人だったの人口は10年後には2400万人。
上海市に千葉県がひとつ増えた計算となります。
在住日本人数も毎年減ってると言われるものの、
上海市で62,000人。登録していない人も考慮すると、
ざっくり10万人の日本人が上海に住んでいることになります。
2016年度のアジアへの日本企業進出件数を見ると、
上海市が2位で21,811社(1位は中国31,279社)
3位のタイが1615社と大きく差が開いているのを見ると、
上海というの街の存在感は無視出来ません。
面白いのは、上海市だけが国ではないのに国ランキングに入るところ。
中国と上海市はむしろ別という認識を持った方がいいのかもしれません。
日本から来られた方は、上海の高層ビルの数にも圧倒されます。
それもそのはず。
日本の高層ビル総数(25階以上)2000棟なのに対し、
上海市内の高層ビル数なんと、4700棟!
地震のない国だからでしょうが、
兎に角、高層ビルは増え続けています。
増え続けているのは地下鉄も同じ。
10年前は3ラインだった上海の地下鉄。
2016年には16ライン、2020年には22ラインが開通予定。
この街の発展のスピードには驚かされるばかりです。
日本を出てアジア(今は上海)で生きる意義をよく考えます。
色々ありますが、やはり、この街の勢いとスピード感、
そして、人々のエネルギッシュさとバブリー感を
肌で感じることが出来る点なのでしょう。
日本や他の先進国では味わう事の出来ない、
なんともいえないアジア独特のパワー。
このパワーがわたしはたまらなく好きなのです。
そして、
この独特のパワーと共に生きる素敵な人達のことも、
わたしはたまらなく好きなのです。