すぐ誰かにイライラする人へ
海外、特に中国に住んでいると、
日本では考えられないイライラが多くあります。
そんな中、心がけているのは、
物事を「あるがままに見る」ということ。
あるがままに見るって、
簡単そうだけど意外と出来てないことなんです。
自分の見ている世界が、
他の人からも同じ様に見えているのか、
本当は誰にも分からないことなのに、
自分の見ている世界=周りの見ている世界って、
勝手に思っていて、
その違いにイライラしてしまう。
生まれ育った環境、
受けた教育、
家族構成、
経験してきたこと、
学んだこと、
興味のあること、
好きなこと嫌いなこと、
皆それぞれ違う世界観で、
違う価値観を持っていて、
それぞれの物指しと色眼鏡で、
それぞれの世界を見ている。
日本人同士でも、
家族同士でも、
誰ひとりとして、
同じ価値観で同じ世界を見てる人っていないはず。
同じものを見ていても、
それに気付かない側面があったり、
出来ない事があるのはしょうがないことなのに、
それをすぐに忘れて、
他人との違いに、
なんでわかってくれないんだ、
普通はこうだとって
相手を攻めてイライラして、
他人の言動や態度に一喜一憂してしまう。
相手を攻めてもイライラしても、
問題は解決することはないのに、
相手も自分と同じ世界を見ているって、
図々しく傲慢に、
勝手に期待をしてしまう。
だからわたしは、
どんな情況であっても、
この人はこういう人なんだって、
その人の持っている世界観を、
あるがままに見るよう心がけています。
人それぞれ立場や見方によって、
感じ方も捉え方も伝え方も違うのだと思って、
あるがままに見るを心がけるだけで、
誰かにイライラする回数は少なくなると思いますよ。